今、人気の女流作家・有川浩さんの最新作『県庁おもてなし課』が
3月29日に角川書店から発売となりました。
『県庁おもてなし課』有川浩著(角川書店)2011年3月29日発売
体裁:四六上製 予価:1600円(+税)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048741829/kanamaru2007-22/ref=nosim/
有川さんは本の印税を東北関東大震災の義援金として寄付されます。
この小説は高知県に実在する「おもてなし課」をモデルとして描か
れたもので「高知新聞」連載中から大評判となっていたものです。
新しい観光と地域のあり方が主人公の目を通して紹介されます。
多くの地方の人たちに勇気と元気と希望を与えてくれるでしょう。
巻末には「スペシャル・トーク」が掲載されています。私と作家の
有川浩さん、それに実在の「高知県庁観光振興部おもてなし課」
吉本さおりさん、藤村健太さんとの座談会です。
私の著作『田舎力』(NHK生活人新書)を読んでくださった有川
さんの指名で雑誌『野性時代』(2011年1月号)で座談会が実
現。それが今回の本に特別収録されるものです。この座談会そのも
のがおおいに小説のストリーにかかわる展開になっているという意
表を突いたものなのです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882972/kanamaru2007-22/ref=nosim/
さわやかで素敵な恋愛も織り込んだ未来を明るくしてくれる小説です。
ぜひ読んでください。
著者について:有川 浩(ありかわ ひろ)
高知県生まれ。学生時代より投稿を始め、2004年第1回電撃大賞
「塩の街」でデビュー。2作目の『空の中』が恩田陸・大森望氏
はじめ読書界諸氏より絶賛を浴び、「図書館戦争」シリーズで大
ブレイクした。『ストリー・セラー』が雑誌『ダ・ヴィンチ』
(2011年1月号)好きな恋愛小説ランキングで1位を獲得。
『阪急電車』が映画化され4月に公開される。
いま最も注目される作家の一人。