「月刊ＮＯＳＡＩ」（全国農業共済協会）
連載「農と食で高める地域の力」第４０回目　
http://www.nosai.or.jp/nosai_kasou/syuppan.html
2024年1１月号（1１月1日発売）

「さいたま市から生まれた多彩なイタリア野菜・株式会社FENNEL」

カラフルで多彩なイタリア野菜。
若い世代の農業の取組として注目されているのが
埼玉県さいたま市の株式会社FENNEL（フェンネル）だ。
会社名は多年草のセロリに似たハーブの名前からとられている。

２０名からの農家の会社で2022年の1月に設立された。
平均年齢は３７歳。手掛ける野菜の種類は７０種類近くもある。
イタリアレストランの料理に農家から新鮮な野菜が提供される。
そのことで本格的なイタリア料理が生まれた。

野菜類の価格決定は農家を優先し、所得安定に繋ぐという仕組み。
流通会社、卸などからの注文を受け会社でまとめ、それを農家が供給し出荷される。
いまでは、イタリアンだけでなく、居酒屋、中華、寿司店、そして学校給食、
スーパーのコーナーも生まれるなど、広く使われるまでに浸透している。

「月刊ＮＯＳＡＩ」これまでの連載内容
https://www.kanamaru-jp.com/yotei/yoteidetail.php?&no=1257&a=2024


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