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  旅日記 no.221
「常陸秋そばの最上の新そばを食べる」
2008年12月17日
「常陸秋そばの最上の新そばを食べる」こんにちわ。金丸です。
今日は「常陸秋そばの最上の新そばを食べる」のお話です。

12月8日、両国にある蕎麦通で知られる「ほそ川」で、常陸秋そばの新そばを食べる会を行った。
http://www.edosoba-hosokawa.jp/

この催しは、常陸太田市に関わったときに、最上の場所で、情報発信力のある人をご招待して、プロモーションを行おうという、いちばん最初からのプランだ。

「蕎麦春秋」の編集長・四方洋さんに相談して薦められたのが両国の「ほそ川」。もう10月の段階で交渉にいって快諾を得、それが実現した。人気の店だとは聞いてたが、開催直前に「ミシュラン 2009年版」で掲載され、さらに人気の店となった。開催当日は店主の細川貴志さんが張り切ってくださった。

この日のために蕎麦の栽培地をロケを行い、歴史、栽培法、種、暮らし、生態などをふくめた詳細なテキストを作成した。当日は、常陸秋そばの種を守り栽培をしている海老根武志さんをお招きし、蕎麦の栽培から話をしてもらい、新そばをいただくという趣向である。

「ソトコト」編集長の小黒一三さん、「クラリス」編集長の赤岩州五さん、「毎日が発見」編集長の柴田淑子さん、「ミセス」副編集長の弘田美紀さん、「サライ」別冊編集長の尾崎靖さん、日本経済新聞編集委員の小林明さん、「蕎麦春秋」編集長の四方洋さんを始め、「朝日新聞」「日刊ゲンダイ」など、多くの方々に参加していただけることができた。

遅くなって経済ジャーナリストの荻原博子さんも参加され、とてもにぎやかな会となった。荻原さんは仕事の都合でいけないとの話だったのが、「仕事が終わったから行ってもいい?」と電話があって、遅れてやってくることに。店主の細川さんに尋ねたら「ああ、いいよ。打つよ」と気さくな対応で嬉しかった。荻原さんは、常陸太田市市長や役場職員に囲まれて蕎麦を食べ「おいしい!!」と絶賛で、みんなも喜んだ。

常陸太田市のテキスト作成にカメラマンの阿部雄介さんをお願いし、ロケをしてもらったが、彼の写真は多くの方に絶賛されている。この日、阿部さんは「ソトコト」で私たちの活動を掲載するというので参加者のみんなを撮影。

その阿部さんの活動を名古屋のC&Cクリエーションが取材をしテレビに流すことになり、撮影する阿部さんが撮影される。さらに私たち全体の模様を、地域活性化センターのビデオが回り、これをまとめるて、来春に全国に私たちの取り組みを紹介することになった。というわけで、いくつもの取材が折り重なって、その様子も面白かった。

現在、常陸秋そばと「ほそ川」のことは「danchu」「サライ」別冊、「クラリス」などで紹介されている。また常陸太田市の雑誌、新聞の登場は、ついに7月から11月までで20媒体を超えた。

12月14日には、常陸秋そばを現地の農家まで行き、ツアーをすることになった。これは「クラリス」を読んだ、富士国際旅行の市原社長が「雑誌を観たらがぜん行きたくなりました」と、実現したもだ。20名限定というもの。

ツアーは、常陸秋そばの故郷・金砂郷の環境、生態、暮らし、栽培のことを現地で紹介、新そばを村の「つけけんちん」で食べてもらうというもの。海老根武志さん京子さんのもてなしで、村の暮らしを案内してもらい、それから京子さん自家製の蕎麦がでたのだが、これが参加者から大絶賛をうけた。

そのあと、水戸光圀公隠居所「西山荘」を常陸太田まちかど案内人の会の案内で見学し、中心市街地の「蔵と坂のまちなみ鯨ヶ丘」を散策し、今回開発をした「巨峰ぶどうソース和えレアチーズケーキセット」を(カフェ結+1)でいただくというコースだ。

みんさんのおかげで最上の新蕎麦の会が東京と現地とで開催ができ、それも素晴らしい人たちの参加で、いい時間となった。嬉しい限りだ。

さて、その前の週に行った代官山「イータリー」の蕎麦のワークショップは「東京新聞」朝刊の12月17日(水曜日)付け「東京発」で特集されることとなった。また嬉しさが増えた。この日、私は島根県浜田市で、地元の鮮魚を使ったブイヤベースのワークショップを開くこととなっている。

金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
◎総務省 地域力創造アドバイザー
http://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/pdf/b022.pdf
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