ホーム
新着情報
ゆらちもうれ
活 動
プロフィール
著書一覧
オフィス
お問い合わせ
連載記事
紹介記事
絵葉書コレ
特集・寄稿
書評・映画評
特集・論文
金丸知弘PR
金丸卓弘PR
ホーム
>
旅日記
> 「総務省地域力創造アドバイザー会議」
スローライフ旅日記
各地の食の取り組みや地域活動、本や映画のことを紹介
最近の旅日記
(no.287)今回は、最終回です。
(no.286)「新プロジェクトの動きのなかで」
(no.285)「丸亀町商店街でワークショップ始まる」
(no.284)「愛媛県内子町を訪ねる」
(no.283)「日本再生の国家戦略を急げ!」
(no.282)「常陸太田市新プロジェクト」
(no.281)「コウノトリのお米をいただく」
(no.280)「秋津野ミカン加工プロジェクト」
(no.279)「ジェローム・ロビンスが死んだ」
(no.278)「高松市・丸亀商店街食プロジェクト」
過去の旅日記一覧
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
前のページへ戻る
旅日記 no.248
[
前の日記へ
]
[
次の日記へ
]
「総務省地域力創造アドバイザー会議」
2009年7月1日
こんにちわ。金丸です。
今日は「総務省地域力創造アドバイザー会議」の話です。
2009年の総務省の地域力アドバイザーに任命されて、今年も引き続き継続して、町づくりに参加することとなった。担当するのは秋田県横手市である。先般横手市に初めて行った。「釣りキチ三平」の舞台なんですね。「おくりびと」の滝田洋二郎監督の受賞後の映画が「釣りキチ三平」で、ロケをしたそうで、泊った駅前のホテルは、撮影の様子の写真がたくさん貼ってあった。
http://www.san-pei.com/
横手市は、内蔵といって、室内に重厚な蔵がある家がたくさんある。これがすごい。酒どころで、酒蔵もいくつもある。うれしかったのは、商店街のうらの道には、いまも農家の市場が立っていることだ。あちこちの直売所をみてまわった。いいものがいくつもある。もっと並びや連携を考えると、面白いことができそうだ。役場では、食をテーマに観光と伝統料理と給食と食育を結び付けたいということだった。
http://www.city.yokote.lg.jp/kanko/kanko_top.jsp
あまり予算もない。だったら、あるものを一回すべて調査をして、目標を明確にして、料理も、健康や見た目や、出し方や、トータルに組みなおして、それをオープンな形で、ワークショップをしてみたいと思った。とくに科学的な視点を入れたいと思った。伝統料理も秋田大学と連携して、栄養バランスなどもみてみたい。
冬場にはカマクラがある。「冬場は野菜はなにもない」というこだったが、ばあちゃんのふかし饅頭や暖かい甘酒や、サトイモの煮物など、そういう地域の名人の屋台を出してみたい、などと思ったものだ。たくさん作れなかったら、手作り限定50個の饅頭でもいいだろう。
横手市に行く前に3月に総務省に呼ばれてヒアリングがあった。「総務省地域力アドバイザー」事業は、2008年、国の行う、地域づくりの人材派遣事業として始まった。初の試み。茨城県常陸太田市を担当した。活動は総務省でトップ評価だったとのこと。2009年も引き続き行ってほしいとの依頼であった。
2009年、6月26日、総務省で総務大臣任命式があった。今回のメンバー11名は、ほとんどが昨年と入れ替わり、2年継続は私と、ANA総合研究所の日垣敏之さんのみ。ほかのメンバーでは、モクモク手づくりファームの木村修さんという親しい方もいてうれしかった。飯田市の井上弘司さん、熊本県荒尾市を担当した斎藤俊幸さんなど、ほかで知り合った人もいる。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02gyosei08_000013.html
佐藤勉総務大臣より任命証をいただき、少しの時間だが、歓談の時間があった。省庁連携でのバックアップがあることの確認を得ることができた。椎川忍審議官からは、「いろいろ相談もしてください。できることはやります」と力強い言葉ももらった。
そのあとメンバーでどんな取り組みをするのか会議で話あった。それぞれが個性派であるから、どれも参考になる。土佐市に入る斎藤俊幸さんは、JAや学校の施設など、あるものを使っての加工販売。沖縄の国頭村に入る玉沖仁美さんの環境保全型の観光誘致。唯一、行政から参加の滋賀県高島市に入る島根県江津市の中村哉さんの、定住の取り組みが、とくに興味をひいた。
この試み成果をださなければ、次回には続かない。そのためにも、きちんと目標をたてて、将来を見据えるかたちで取り組みたいと思っている。
■「フィガロ ジャポン」6月20日発売号 2009年7月5日号
http://madamefigarojapon.hankyu-com.co.jp/con/
「“食べる”ことは“生きる”こと
映画『未来の食卓』について考えよう。」
テーマは学校給食です。大学の料理会を取材していただきました。
「未来の食卓」は学校給食をオーガニックにするという村の取り組み
を描いたドキュメンタリー。監督のインタビューも出ています。
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/
(未来の食卓)
公開は8月予定です。
金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
◎総務省 地域力創造アドバイザー
http://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/pdf/b022.pdf
◎メールマガジン
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/9697.html
◎ホームページ
https://www.kanamaru-jp.com/kanamaru/home/index.php
◎日本ペンクラブ
http://www.japanpen.or.jp/
◎ライターズネットワーク
http://www.writers-net.com/
[
前の日記へ
]
[
次の日記へ
]
このページの先頭へ