こんにちわ、金丸弘美です。
今日は「佐賀の地域の本物の味を繋ぐ『オリザ・ジャポニカ協会』発足」のお話
7月7日から16日まで、佐賀県唐津市に帰郷した。その間、13日に東京での日本ペンクラブの環境委員会(座長・西木正明さん)の会議に出席。その後、全国のケーブルテレビに配信される番組「Ageing Japan」の生島ヒロシさんとの対談収録というトンボ返りの荒業を経て、あとは佐賀県の農家や加工所をひたすら巡った。
有田の白濱美保子さん、唐津の小島起代世さん、佐賀県の江口洋久さん、農業改良普及所の熊谷節子さんたちの協力で、これまで知らなかったさまざまな食の現場に足を運んだ。
久里で子どもたちに健康をと有機農業をする加藤等さん。伊万里でネギ栽培で法人化している前田清浩さん。アジの開きを加工する唐津市の吉村司さん。伊万里で地元の米で最上の日本酒を醸造する蔵元の前田くみ子さん。循環型農業にバイオマスを取り入れた養鶏をする東正貴さん。最上の手作りの水あめを佐賀のもち米と麦で生み出す藤田栄一さん。棚田を守って古代米を栽培する伊万里の古川伊之生さん、などである。
このほかにも、伊万里の生ゴミ堆肥の還元と菜種から油を生み出し、廃油でディーゼル車を動かす「はちがめプラン」の福田俊明さん。
杵島の大豆の加工品テンペを売り出す「しろいし特産物直売所」。
レンコンからかりんとうや饅頭を作る「福富産物直売所」の「はちすの会」と「ひまわり工房」。有明の「有明特産物直売所 菜海ありあけ」でのむつごろう釣り名人・井崎豊秋さん。七山の直売所「鳴神の庄」や、山内町の料理店「なな菜」にも出向いた。
さらに、有田の焼き物の窯元さんや西唐津の料理店などを巡ったのだが、どこも知らないところばかり。いかに佐賀が広いか、また地域の宝がいくつもあること、まだまだいってみるところがあるかを再確認した。加えて白濱さんには、佐賀の農業技術センターに出向いてもらい、佐賀だけの農産物の種のリストも入手し、こちらとも連携することを確認してもらった。佐賀オリジナルという科学的根も欲しいと思ったからだ。
こんなに足を運んでいるのは、佐賀でスローフードに代わる新しい食のネットワークの旗揚げをするためである。この会のことは昨年と今年、古川康県知事とも話しを行った。そのとき同行したのは古代米の武富勝彦さん、ながさき南部生産組合の近藤一海さん、フードプロデユーサーの橋本裕充子さんたち。県知事からは「金丸さんたちが民間で作られるなら応援しましょう。ぜひ第一号会員にしてください」と、言うことであったのだ。
その前にも仲間から、佐賀でスローフードの支部を作って欲しいとの話がいくつかあった。しかし、スローフードの支部ではなくて佐賀発、佐賀オリジナル、海外に頼るのでなく地域から発信する会を作りたかったのだ。
会の立ち上げの準備会は7月12日。場所は、唐津市の都市コミュニティーセンター。準備と呼びかけをしてくれたのは、白濱美保子さんと小島起代世さん。集まったのは、農家、栄養士、主婦、市議会議員を始め、県、市、商工会、青年会議所、新聞社からもという多彩なメンバーである。
目的は、
�|楼茲覆蕕任呂療租�的な食材や料理、料理店、安心で安全な質のよい食品を推奨する。
�⊆舛里茲た�材を提供する生産者、水産業者、農家、食品加工業などを推奨する。
��子供や大人たちを含め、消費者に本物の食材と味の教育を広げる。
�た�文化を通して地域の経済に寄与する活動を行う。
�ッ楼茲療租�的食材、優秀なお店などを表彰する。
�γ楼茲侶粉僂鮴犬�し生態系にも配慮した活動を支援する。
��農業生産の現場に正統な報酬が渡される仕組みを作る。
��地域にもともとある種や食材、食べ物などを発掘し、子供たちに伝える。
�┐覆砲茲蠅眞楼茲砲△訖�のおいしいものを楽しみ広め発展させる。
��上記の活動を広く知らしめるプロモーション活動を行う。
ようするに、地元の人がいちばん美味しいものを食べよう。
美味しいものを求める気持ちはだれでも同じ。それを楽しく共有しようというネットワークなのである。
会の案内を早速こしらえた。そうしてこらから呼びかけが始まる。
発足「佐賀の地域の本物の味をネットワークしよう」「オリザ・ジャポニカ協会」入会のご案内。
佐賀に住んでいる人たちが、いちばんおいしい、本物の味を知ってそれを楽しく食べて、次の世代に伝えたいね。
そんなことから、日本版のスローフードを目指して「オリザ・ジャポニカ協会」を発足します。
名前の由来、「オリザ」はお米という意味。「ジャポニカ」は日本の系統の米という意味。
オリザ・サティバは、日本で最初に伝わった唐津市菜畑のお米の種類。
つまり佐賀は日本最古のお米が出てきたところなのでした。
・入会金:5000円(年会費) 家族会員は、一人1000円。・会費は、事務運営費、通信費に使われます。
●第一回 発足準備会 食事会(8月予定)
場所:「レザンジュ 春き」
佐賀県杵島郡白石町大字福吉2009−1
電話0952−84−6201
・民家をそのまま使っての料理で、地場と庭の野菜を使った和風の創作料理。
シチュエーションの豊かさも抜群の店。
2回目は、秋に、浜玉中学校の公開給食講座。食材をすべて地元から調達し、最上の給食を行っている。これは仲間になってくれた栄養士・福山隆志さんに、浜玉中学の取り組みを紹介してもらっているうちに思いついたものだ。みんなから「面白そう」とか「給食の取り組みが、こんな身近なところで、ここまで進んでいたなんて初めて知った。ぜひ行ってみたい」との声があったからだ。
会の連絡先は、白濱美保子さん。090−7530−0285
■掲示板
新しい農業と地域再生の各地の取り組みを特集した雑誌「農業と経済」2005・8月号 臨時増刊号がでました。
特集は『農業・農村・体験ビジネス』です。定価1400円
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日本を始め、世界各地の試みが紹介されています。
私はイタリアのNPOでもっとも大きなスローフード協会のイベントと出版活動を紹介しました。見て頂ければ幸いです。
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・ニッポン東京スローフード協会
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