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  旅日記 no.074
「ナルニア国物語」
2006年1月11日
こんにちわ、金丸弘美です。
今日は「ナルニア国物語」のお話

 新年の一番の試写会は、ブエナビスタでの「ナルニア国物語 第一章ライオンと魔女」からだった。このファンタジー映画が、実によくできている。戦中のイギリスのロンドンから、疎開で田舎の大
きな屋敷の教授の家に預けられた4人兄妹。その末っ子の女の子が、屋敷の中のかくれんぼで、入り込んだ古い箪笥の向こうに見つけた異次元の世界「ナルニア国」が、広がっているという物語。

小さい頃、なんの漫画だったか、雲に扉があって、その向こうに異次元があるというのを思い出したが、本当のそういう世界があると信じていた時期があった。映画は、幼少の、ファンタジーにもぐりこめる自由さを取り戻させた。ナルニアは、雪国で、白い魔女が支配する世界。そこに自由を取り戻すのは、紛れ込んだ4人兄妹が、きっかけになる。

ナルニアで、子どもたちを導くのは、半神半獣のフォーン。想像上の生き物。それにビーバーたちが、彼らを架空の世界へと連れて行く。登場する、さまざまな生き物、動物が、人と一緒になって、ナルニアの自由を目ざし、白い魔女から春を取り戻すまでの物語だ。

4人兄妹に勇気を授けるのはライオンのアスラン。このアスランが、実によくできている。もう見た目は、本物のライオンなのだが、それが子どもたちと自由に話すのだ。アスランを始めとして、登場する生き物が、渾然一体となって、物語を作り上げるのだが、それがなんの違和感もなく溶け合っている。

SFXの進歩には、もう目を見張るしかない。もちろん、すでに、最近では「ハリー・ポッター」も「ロード・オブ・リング」も、その映像表現の発達ぶりは、じつに目覚しいのだが、しかし、僕は、両方の映画の世界には、どうもついていけなかった。「スターウォーズ・エピソード�掘廚癲△里譴覆�った。

最新作の「キング・コング」にいたっては、確かにお金がかかっているのはわかるが、これがさっぱり盛り上げらない。リメイクなのだが、余計なエピソード、とりわけキング・コングの相手となる女性のキャラクターを、無理やり作り上げて時間を長くした分、ファンタジーの部分の気分がそがれてしまった。なんだか、なんとか女性を島に連れて行って、キング・コングに会わせようという、こじつけに見えてしまうのだ。いっそ、最初の映画のように、もう一気に島に飛べば、気分はまだのれただろうにと、思ったものだ。

「ナルニア国物語」は、もう突然、箪笥の向こうに飛んでいってしまう。これは現実の延長ではない。そうして、そこには、まったく見知らぬ世界が、一気に広がっている。その世界の広がりが、素晴
らしい。ここまで想像力が働くのかという楽しさ。「ハリー・ポッター」、「ロード・オブリング」と違って、「ナルニア国物語」の雪国は、美しい。それに善の戦いの向こうに春があるという設定で、その場面転換は、まるで歌舞伎のように華やかなのがいい。

登場する人物や動物たち、想像の生き物たちが、実になめらかに動くので、どうやっているのか、まったくわからない。「ロード・オブ・リング」「ターミネーター」「スターウオーズ」を始めとする、多くの特殊効果メンバーや会社が参加して協同で作りあげたというから、そのスタッフ編成での、クリエイティブな世界は、ただただ圧巻である。

なにより、主人公の冒険とファンタージーと、そこに登場するさまざまなキャラクターが、非常にバランスがとれていて、違和感なく楽しめてしまう。今年の幕開けには、じつに楽しい映画からのスタートとなった。公開は3月。


■「オリザ・ジャポニカ・クラブ」、新春先進地の視察

地域活性化の新しい活動の現場を観にいきます

●視察地 株式会社グラノ24K ぶどうの木
 http://www.budounoki.co.jp/
 福岡県遠賀郡岡垣町手野195 TEL 093-282-2226
・日時 2006年2月4日(土曜日)現地11:30〜15:00
(朝9:15分唐津浜玉中学校前、朝9:00佐賀県庁前よりマイク
 ロバスで出発。送迎あり。帰着17:30分予定))
・会費 会員7000円、会員外8000円(往復バス代、視察費用、
 食事代、講演費用、資料代、すべて含む)
・問合せ申し込み 事務局 白濱美保子  Tel/Fax,0955-42-6435
●今回の視察地は、福岡県の「グラノ24K ぶどうの木」
代表取締役の小役丸秀一さんのお話を聞きます。

地域農産物や魚介類をうまく活かし成功した例として、全国から多くの方々が視察をしています。現在20億円を売上げています。農業からのレストラン運営や、地場食材を徹底して使い一月半ごとのメニュー開発など、発想の転換と集客の秘訣を学びます。

・「オリザ・ジャポニカ・クラブ」とは、地域の本物の食を広め発展さ
 せていこうと2005年に発足しました。『オリザ』とはお米という
 意味。そして『ジャポニカ』とは日本の系統の米という意味です。

◎毎日新聞ニュースサイト「毎日インタラクティブ」で連載中。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/yurachi/
◎生島ヒロシ司会『エイジング・ジャパン-AgeingJapan-』
『金丸弘美のス農フ−ドな旅』詳細http://www.ageingjapan.tv/

◎金丸弘美正式ホームページ
http://210.255.173.147/tml/kanamaru/kanamaru10.html