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  旅日記 no.173
「平戸市のジャガイモを使った料理」
2008年1月16日
こんにちわ。金丸です。
今日は「平戸市のジャガイモを使った料理」の話です。

 2008年は、1月11日の長崎県平戸市のワークショップから始まった。平戸市の商店街にある「按針の館」を使っての「平戸素材の劇場」。今回は平戸の特産のジャガイモがメインとなった。

もう3回目となった平戸のワークショップ。平戸市の商工観光課の若いスタッフ、土田一球君、藤井誠司君、吉永由美子さんが、すっかり要領を覚えてくれて、準備も万端である。

会場となった「按針の館」は、徳川家康の外交顧問として仕えた三浦按針(ウィリアム・アダムス)が住まいとしたところなのだという。300年以上もたつ木造建築。昨年までは飲食店として使われ、現在は、臨時の直売所になっている。

 今回は、平戸の赤土で育ったじゃがいも(馬鈴薯)をイタリア料理でというもの。料理人は平戸の洋風小料理店「紺や亭」のオーナーシェフ谷川克城さんと和食料理店「磯かつ」の店主・宮國和彦さん。

メニューは、ニョッキ、平戸牛と旬の野菜の煮込みミラノ風、平戸牡蠣とじゃがいものクリーム煮、平戸牛のシチュー、コロッケ、ジャガイモを使ったケーキなど。

平戸に入る前に、近くにある松浦で、ツーリズムの取材を行い、それから平戸を訪ねた。ワークショップ開催の前日の10日に、打ち合わせと会場の掃除と設置。スタッフの方が、すみずみまで掃いたり、レイアウトを考えたりで、とてもいい会場に変身した。

この日、チーズでは、よく知られるフェルミナの本間るみ子さんが、彼女のファンの群馬の羽鳥裕子さん、福岡の斉藤恵子さんの二人をともなって、福岡、唐津経由で、夜に平戸にきてくれた。さっそく、「紺や亭」に誘って食事会。
(株)フェルミエ http://www.fermier.fm/

当日は、朝9時半に会場の「按針の館」に集まり準備をし、本番は11時から。会場には、農林課や生産農家、牡蠣の養殖の生産家なども集まってもらった。建築物の歴史的背景から、料理に使用するジャガイモや牡蠣の生産の現場の話から始まった。

そして平戸産じゃがいもの長崎産のデジマ、ニシユタカ、そして北海道産のメイクィーンの食べ比べから。それも平戸産の4タイプの塩を味わってもらって、好きな塩を使ってもらった。さらにニョッキの体験をして本格的な料理をコースで味わうというもの。料理は、すべて谷川シェフが解説を行った。

11時から14時までのワークショップ。最後には全スタッフを紹介すると、参加者から大きな拍手がきた。この瞬間が、いちばん嬉しいときだ。夜は、本間さんたちと役場のメンバーで懇親を兼ねてのアラの鍋料理。それから谷川シェフの「紺や亭」で2次会と楽しんだ。本間さんたちはたいそう喜んでくれて、ワークショップをとても褒めていただいた。本間さんは詳細をメールマガジンでも配信してくださった。

平戸のワークショップは残り、3回。毎回、会場と食材と景色が違うし、食材と料理が素晴らしいので楽しい。それと、平戸市の若いスタッフがほんとに一所懸命で、こまかいところまで、きちんと段取りをしてくださるのが気持ちいい。今回も、箸置きを地元の小さい竹を探してつかったり、椿の花をテーブルに飾ったりと、ちょっとしたところも配慮されて、そんなところが素敵だ。

「平戸市味覚の劇場」
○NO.4 海豊かな幸を握る
日時:1月22日(火) 11:30〜13:30
場所:白石漁港(平戸市主師町)参加費 3,000円【30人】

漁港を目の前に定置網に入った新鮮な魚を地元の寿司職人が握った「海のおまかせ寿司」をメインにいただきます。イカやカツオが獲れる季節!生月大橋と海が創った最高のシチュエーションで、平戸の海のおまかせを召し上がれ!!"

○NO.5 いちご摘みからデザートまで贅沢な味覚
日時:2月29日(金) 10:00〜14:00
場所:平戸市ふれあいセンター(平戸市紐差町678-1)
参加費2,500円【20名】

"平戸果樹の代表格「いちご(さちのか)」のデザートでいちご摘み体験。生産者による「いちごの選び方、いちごの摘み方」を学び、いちご(さちのか)の創作デザート。いちごの種類別による食べ比べも行います(摘んだいちご500gはお持ち帰りいただけます)
○NO.6 古き建物群と本物素材の田舎料理
日時:3月7日(金) 10:00〜13:00 
場所:神浦地区伝統的建造物群(平戸市大島村神浦 JA前)
参加費 2,500円(フェリー代別)【30名】

"平戸からフェリーで45分、人口約1,500人の的山大島。島の高台から見渡すと海岸線へ棚田が広がります。島の東側、神浦地区の漁港は伝統的港町の空間を持ち、江戸期以降古い家屋が建ち並ぶ捕鯨で栄えた島。現在、民間団体と行政が一体となって伝統的建造物群保存に向けての取組みを進めている。その町並みを歩き、町の一角で天然鯛の茶漬け、新鮮な魚と平戸の天然塩だけで作った魚のすり身を、その場で揚げていただきます!!
※第2フェリー大島平戸発第1便着的山港より現地まで送迎します。

◎申し込み先
※申込は先着順。定員になり次第締め切り。
天候等により会場を変更する場合にはあらかじめ連絡いいたします。
"平戸・松浦地区観光人材育成協議会平戸事務局
(平戸市観光商工課内)
【電 話】0950-22-4111(内線2276)
【 FAX 】0950-22-3399
【メール】氏名・住所・電話番号・職業を明記のうえ
kankou_jinzai@city.hirado.lg.jp まで
※交通アクセスは下記URLにて確認してください。
 http://www.city.hirado.nagasaki.jp/jinzai/"

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