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  旅日記 no.213
「常陸秋そば 雑誌特集次々と登場」
2008年10月27日
こんにちわ。金丸です。
今日は「常陸秋そば 雑誌特集次々と登場」の話です。

6月より始まりました国の新規事業:総務省の「地域力創造アドバイー」に就任して四ヶ月。現在、茨城県常陸太田市の食からの地域づくりが進行中。素晴らしいスタッフの方々に恵まれ、いい形で進んでいる。地元の人たちも意欲満々。

このプロジェクトのひとつとで、蕎麦のブランド化を推進している。常陸太田市の蕎麦は「常陸秋そば」として通の間では評価が高いが、一般的な知名度が低いことから、プロモーションを行っている。今度、大きく雑誌で取り上げられることとなった。

とりわけ雑誌「クラリス」(朝日新聞出版)では大特集で、これまで知られなかった常陸秋そばの素晴らしい環境と暮らし、地域ならではの最上の「つけけんちん」の蕎麦も再現して紹介がされることとなった。

常陸秋そばの栽培地の金砂郷地区にロケーションを敢行。栽培の様子や蕎麦の種のことなどはもちろんだが、今回、新たにわかったことがある。それは広葉樹、照葉樹に恵まれ、200種類もの昆虫が生息していることだ。生態系が豊かなことはもちろん、彼らが蕎麦の花の受粉を行い、それがいい実を作る大きな働きをしている。

また蕎麦そのものも冬の主食であり、その食べ方は、一般のものとはかなり違う。コンニャク、サトイモ、天然しめじ、ニンジンなどをたっぷり入れた汁に太めのこしの強い蕎麦をつけて食べるというもので、最上の蕎麦。これらも再現した。

以下の三つの雑誌に登場する。

○雑誌「クラリス」(朝日新聞出版) 10月27日発売。
「常陸秋そば物語」が本文3ページ、特別別冊16ページで特集。
素晴らしい特集に仕上がっている。写真撮影:阿部雄介 また雑誌を通じで阪急系列の通販で蕎麦を扱ってもらうこととなった。
発行:ナルコーポレーション 発売:朝日新聞出版 
住所 東京都中央区築地5−3−2 
TEL 03−5540−7793

○雑誌「サライ」増刊「美味サライ」(小学館)
11月14日発売。
特集テーマ「食の目利きが選んだ究極の一皿」。
常陸秋そばが紹介。発行:小学館 「サライ」増刊編集部
 〒101-8001 東京都千代田区一ツ橋2-3-1 
電話03−3230−5936 ファックス03−3234−3457

○雑誌『月刊学校給食』12月号(全国学校給食会)
11月15日発売です。http://www.school-lunch.co.jp/
連載「食がみんなの元気をつくる!」で、常陸秋そばの取り組みを紹介。2ページの特集。この雑誌は全国の学校給食関係者が読者。

なお現在、カメラマン阿部雄介さんによる蕎麦の名産地金砂郷のロケによるオールカラー20ページの冊子を作成中。およびバイヤー、レストランなど専門家向けの蕎麦の歴史、背景、栽培法、品種などを含めた詳細なテキストも同時作成中。

テキスト作成後、東京でのマスコミ、バイヤー向けの新蕎麦の会、および現地の金砂卿での蕎麦会などを実施する予定。また阿部さんの写真展も開催予定。

さらにスローフードのコンセプトにもとづき展開されている代官山の『EATALY代官山』でのワークショップで、常陸秋そばとイタリアとのコラボレーションも計画中。
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-23
電話番号:03-5784-2736  東急東横線 – 代官山駅から徒歩2分

というのもイタリアも蕎麦が栽培され食べられており、日本の最上の蕎麦との出会いを作りたいとの話が持ち上がったからだ。『EATALY』は、本店がイタリアのピエモンテ州トリノにありワークショップと厳選された食材と料理を組み合わせた新しいコンセプトのマーケットで、世界的な話題となっており、この9月に東京に進出。実現できれば最高。わくわくしている。

常陸太田市では、同時に「米」「ブドウ」「学校給食のメニュー開発」も進行中で、これらも今後大きくクローズアップされる。 
どうかひとりでも多くの方々にお知らせ願えれば幸いです。
金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー

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 金丸弘美・著 絵・唐仁原教人

奄美・徳之島に移住した家族と島の人々との物語。
第10回ライターズネットワーク大賞受賞。
NHK総合、NHK FMで連続朗読番組として放送。
おかげさまで73媒体に取り上げていただきました。

「この本は、スローフード、スローライフに応える実践的教典である」(東京農業大学教授 小泉武夫)
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金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
◎総務省 地域力創造アドバイザー
http://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/pdf/b022.pdf
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