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旅日記 no.238
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「馬場香織さんの『ほめられレシピ』」
2009年4月8日
こんにちわ。金丸です。
今日は、「馬場香織さんの『ほめられレシピ』」のお話です。
料理家の馬場香織さんのホームパーティーに招かれた。
企画したのは柴田香織さん。彼女は、イタリアにあるスローフードの「ガストロノミー・サイエンス大学院」を卒業して、雑誌の執筆やワークショップのコーディネーターとして活躍している。
http://www.food-co.info/media/index.html
(柴田香織)
柴田さんがイタリアから帰国し、2年間にわたりバンタンデザイン研究所をベースに作られた「フードマエストロ資格講座」という、イタリアの味覚ワークショップをベースとした独自の講座をプロデユースをした。講師の一人として僕も招かれた。
そのときの生徒さんの一人が馬場さんで、彼女が出版した「何度でも作りたくなる ほめられレシピ」(レタスクラブムック 角川SSコミュニケーションズ)が出版され、そのお祝いをしようとなったのだ。
http://www.lettuceclub.net/shop/book/book_00000161.html
(ほめられレシピ)
馬場さんの自宅に招かれて、彼女の本に登場するメーニューでのおもてなし。「ブロッコリーと海老炒め」「蒸しなす香味だれ」「鶏肉のシュプレーム」「スモークサーモン寿司」「翡翠チンゲンサイ」「鶏肉の紅茶煮」「豆サラダ」などなどがテーブルいっぱいに並んだ。
「ドライカレー」と「海老と貝柱のホイル焼き」は、実演付での料理のプロセスを披露するという、彼女が自宅でクッキングスクールをしていることから生まれたアイディア。これがなんとも簡単そうで、できあがりを食べてみても美味しい。
http://www.kaori-cooking.com/index.html
(馬場香織)
料理はどれも美しい。調和も素敵だ。本は、発売をして一週間で3刷りとなったという。値段は1200円。オールカラーなのに、価格が安い。売れたのは、手ごろな価格に加えて、料理がわかりやすく、だれでもができるという主婦の知恵が生きている。それも、今までの料理とは違ったオリジナルで、新鮮さがあるのだ。
馬場さんは、ご主人の仕事でシカゴ、ニューヨークで10年の海外生活の経験者。きっと海外でのホームパーティーの経験が活きているのだろう。見た目が美しい、メニューがやさしい、組み合わせが独自で日本料理でも中華でもなく無国籍風だが日本を感じる、もてなしがおだやか、量がほどよくある、といった料理なのだ。
披露されたドライカレーは、ひきにくを、バターとニンニクでいためる。それに塩とカレー粉を入れるだけ。あとは、バターライスを添える。ポテトチップス、ゆで卵、ラッキョウ、福神漬け、ピクルスなどを、トッピング用に用意するというもの。
参加したメンバーがどの人もグルメで、話が深いし刺激になる。男は僕一人だったのだが、幸い妻・早苗を同伴したことで、かろうじて話についていけた。さっそく帰って、早苗がドライカレーに挑戦。おいしくいただけた。カレー粉の種類、トッピングなどによって、さまざまにアレンジがきく。
ところで、企画した柴田さんが、つい最近、イタリアのブラのスローフード・インターナショナル・オフィスを訪ねたという。そのときの記事が「料理王国」5月号「スローフードの真実」として5ページにわたり掲載されている。
http://www.cuisine-kingdom.com/new.html
(料理王国)
最新のスローフードの活動がわかりやくす、写真も豊富に紹介されている。スローフードが食のプロモーションの事業体であり、彼らの多角的な運営事業内容と担当オフィスと各部署の担当者のコメントとが的確に案内されている。トータルな形で、具体的にスローフードの本当のインフォメーションだろう。これは多くの人に知って欲しい内容だ。
■スローフードの「月刊JA」連載がPDFに。
全国の食からの地域づくりを2008年4月から2009年3月まで「月刊JA」で連載をさせていただきました。
連載「食と農が地域をつくる」はすべてホームページに転載。
PDFで読むことができるようにしました。↓
◎ホームページ
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php
連載の最後の三ヶ月はイタリアのスローフードをレポート。スロー
フードはイタリアのNPOの事業体で地域活性化を行っている専従
者120名の事業団体です。↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai02012.pdf
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai02011.pdf
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai02010.pdf
彼らは出版部、コンサルタント部、大学などをもつ、食のプロモー
ションをする事業団体です。また町づくりの政策なども行っていま
す。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
なおスローフードの組織と運営と事業内容については
『スローフード・マニフェスト』(木楽舎)で詳細に紹介をして
います。ぜひ読んでいただけると幸いです。↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/book/bookdetail.php?no=127
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