ホーム
新着情報
ゆらちもうれ
活 動
プロフィール
著書一覧
オフィス
お問い合わせ
連載記事
紹介記事
絵葉書コレ
特集・寄稿
書評・映画評
特集・論文
金丸知弘PR
金丸卓弘PR
ホーム
>
旅日記
>
2009度
> 「食のテキストづくり」
スローライフ旅日記
各地の食の取り組みや地域活動、本や映画のことを紹介
最近の旅日記
(no.287)今回は、最終回です。
(no.286)「新プロジェクトの動きのなかで」
(no.285)「丸亀町商店街でワークショップ始まる」
(no.284)「愛媛県内子町を訪ねる」
(no.283)「日本再生の国家戦略を急げ!」
(no.282)「常陸太田市新プロジェクト」
(no.281)「コウノトリのお米をいただく」
(no.280)「秋津野ミカン加工プロジェクト」
(no.279)「ジェローム・ロビンスが死んだ」
(no.278)「高松市・丸亀商店街食プロジェクト」
過去の旅日記一覧
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
前のページへ戻る
旅日記 no.240
[
前の日記へ
]
[
次の日記へ
]
「食のテキストづくり」
2009年4月24日
こんにちわ。金丸です。
今日は「食のテキストづくり」の話です。
2006年から、食をテーマに食材のテキスト作りから行うワークショップを開催している。地方では、歴史的建造物や農村、漁村を開放して料理家と連携して行うものだ。
これは、食のブランドづくりと食からの観光と食育とを連動させる試みで、イタリアのスローフードと地域行政の取り組みでは町づくりにまで発展をしている。
そのテキストが、竹田市、唐津市、高山市、常陸太田市の協力で、7つのテキストをホームページにアップすることができた。
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php
いずれもそうとうにレベルの高いもので、紹介した方々から大きな評価を得ている。
竹田市「サフラン」のテキスト↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07006.pdf
竹田市「カボス」のテキスト↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07008.pdf
唐津市「牡蠣の話」テキスト↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07004.pdf
飛騨高山「かぼちゃの話」テキスト↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07005.pdf
常陸太田「ソバ(蕎麦)の話」テキスト ↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07001.pdf
常陸太田「葡萄の話」テキスト ↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07002.pdf
常陸太田「米の話」テキスト ↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07003.pdf
そして、テキストから常陸太田市ではパンフレットも生まれた。
「常陸太田の物語 常陸秋そば」パンフレット↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/yotei/yotei075.pdf
竹田市では、小学校の食育事業が生まれた。
「サフランを使った岡本小学校の取り組み」↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07007.pdf
高山市では、江上料理学院の食のプロモーション事業になった。
飛騨高山の「すくなかぼちゃ」の事例 ↓
http://fv1.jp/movie_flv/2009/01/10.html
平成21年度は、常陸太田市、高山市で、料理家と連携した連続ワークショップを展開していく予定になっている。
各地で食育の講座や食の地域作りの現場や、食のブランドや観光事業の活動を見せてもらっている。そこでいつも疑問に思っていたことがある。地域の食材の背景が明確でないものが、多いということだ。食育では栄養価や食のバランスが中心で、素材がなにかというのがあまり出てこない。これでは、食育基本法にいわれている食の文化など、伝えることができないだろう。
農業では「地産地消」が言われているが、大量に栽培される野菜と伝統的な野菜の違いなど、明確に話される例があまりない。また、食の観光で、地域の素材を使うことがされても、使う調味料がなにかという話には、ほとんどが言及されていないことが多い。
個性が明確にならなければ、食育も食のブランドもないだろうと話していたら、それに賛成してくれたのが、大分県竹田市の農政課の前原文之さんで、彼がサフランとカボスの優れたテキストを作成してくれた。そのモデルができたことで、各地で個性的なワークショップが開けるようになったというわけだ。
このテキストづくりを、最低でも25ほど作ろうというのが、今の目標だ。そうすれば、基本の食材のベースができあがり、より明確な、食の地域づくりができるだろう。
金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
◎総務省 地域力創造アドバイザー
http://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/pdf/b022.pdf
◎メールマガジン
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/9697.html
◎ホームページ
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php
◎日本ペンクラブ
http://www.japanpen.or.jp/
◎ライターズネットワーク
http://www.writers-net.com/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■最新刊好評発売中!!
・『創造的な食育ワークショップ』 金丸弘美 著
・表紙:峰岸達 ・定価(本体1800円+税)
・岩波書店刊
「TBSラジオ」「文化放送」「ソトコト」「日本農業新聞」
「産経新聞」「学校給食」「グルメジャーナル」「専門料理」
「田舎暮らしの本」「通販生活」他38媒体で取り上げられました。
本の購入はアマゾン
http://www.amazon.co.jp/
からもできます。
----------------------------------------------------------------------
[
前の日記へ
]
[
次の日記へ
]
このページの先頭へ