こんにちわ。金丸です。
今日は「馬場香織さんとのすくなかぼちゃの会」の話です。
飛騨高山の「宿儺(すくな(かぼちゃ」のアピールを頼まれて、今回、初めて一緒にワークショップを開いたのが、近藤恵津子さんと、馬場香織さんである。近藤さんは、「食育」のシンポジウムでご一緒して、海外からやってくる食料のフードマイレージを、世界地図で、わかりやすく教えることをされていて感心した。講演もそうとうしているとのこと。おまけにチャームで可愛い人だ。
馬場香織さんは、恵比寿の「フードマエストロ」という講座が、かつてあって、その時の生徒さんだった。コーディネーターの柴田香織さんにさそわれて、彼女の料理の本「ほめられてレシピ」の出版記念ホームパーティーに行ったら、これが見事な料理。しかも主婦の視点で作成されていて見栄えがする。どれもおいしかった。
近藤さんから、経堂に新しくできた生活クラブ生協のクッキングスタジオ「BELLE」で、一緒に、ワークショップできないかと言われていたのだが、なんと、その料理の先生の1人が馬場さんだったのだ。そこで、「すくなかぼちゃ」の会を、共催でおこなうことにした。
8月1日、当日の会場に行ったらびっくりである。なんとかぼちゃの料理が11種類もある。かぶちゃのチップ、かぼちゃと貝柱のサラダ、クリームパンプキン、ハッシュドパンプキン、かぼちゃの千草あえ、かぼちゃのそぼろ餡、パンプキンタルトなどなど、ずらりと並んでいる。
会場は満員。近藤さんの進行で、まず僕が農家を紹介。ついで近藤さんが、輸入されているかぼちゃのフードマイレージの話。そして生産者のスピーチ。パワーポイントで、高山市農政部農務課の川田絵美さんが解説。かぼちゃの栽培の様子を紹介をした。
馬場さんが調理デモンストレーションで披露したのは、「パンプキンミートロース」。ローフにベーコンを張り付け、そこに、牛肉、玉ねぎ、ニンニク、卵、かぼちゃを詰め込んで焼く。それにマッシュドパンプキンを塗り、さらに焼く。そこにスライスしたかぼちゃを並べるというもの。かぼちゃの色合いが美しい。それに美味しい。
「すくなかぼちゃは、皮が薄くて、切りやすい。薄くてもしなるような柔らかさで、使いやすい。色味もとてもいい」と絶賛。その可能性と使い方を存分に語ってくれて、しかも料理も登場するのだから、その広がりといったらなかった。高山からきたメンバーもびっくりである。
料理を食べることとなったら、みんな写真を撮っている。そして参加者のコミュニケーションが一気に広まった。質疑、応答も次々と飛び出して、料理も目移りするほど、彩りが鮮やかなのである。大成功のワークショップだった。次は彼女のレシピをまとめて本にしてみたいと思ったものだ。
馬場さんと一緒にやってみたいと思ったのは、じつはわけがある。主婦として、ホームパーティーをアメリカ滞在にやってきたひとだけに、もてなしの料理が素晴らしい。彼女の料理展開が、地方の直売所のレストランで登場すれば、確実にうけることだろう、と思ったのだ。
今回のワークショップで確信に変わった。今度、またぜひ彼女と合同でやってみたい。そして、地方で、その土地の素材で、コラボレーションをしてみたい。
http://www.kaori-cooking.com/profile.html(馬場香織)
http://www.studio-belle.com/(BELLE)
http://homepage3.nifty.com/machi-design/profile.html
(近藤恵津子)
■宿儺かぼちゃの郷へのツアー
「宿儺(すくな)かぼちゃと農家さん」↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07005.pdf
日時:平成21年9月5日(土)・6日(日)
集合場所:JR高山駅 午前11:00
★全行程貸切バス(1日目の高山駅〜2日目の高山駅まで)
募集人数:20名※募集人員になり次第締め切らせていただきます。
参加費:15,000円(宿泊費・バス代込み)
★但し、JR高山駅までの往復交通費は自己負担となります。
宿泊先:「旅館四反田」(したんだ)0577-78-1143
高山市丹生川町北方284
申し込み先:JAひだ 丹生川支店 営農課
岐阜県高山市丹生川町坊方2004 担当:平野浩史
電話0577−78−1011
ファックス0577−78−1533
1日目
◆JR高山駅 出発
◆昼食(農家の手作り料理)
◆ほ場見学
◆祭礼見学
◆宿儺かぼちゃ品評会
◆夕食・宿泊
2日目
◆宿泊先 出発
◆JR高山駅 解散
★古い町並みや朝市の散策など…
高山の「宿儺かぼちゃ」の郷は、緑豊かな山々に囲まれた美しいところです。農家さんの囲炉裏のある家で、手作りの料理を食べながらの語らい、村に代々続く、ほのぼのとした祭りの見学。かぼちゃの栽培の様子。一般の人はめったと参加することのない品評会。夜は、古民家を改装した宿に泊まる。二日目は、江戸期の街並みを残す高山の町々を散策する。そんな手作りの旅を企画しました。当日は「宿儺かぼちゃ」の生産農家の方々がみなさんをお迎えします。
案内チラシ ↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/yotei/yotei104.pdf
これは農水省ブランド化支援事業で実施されます。↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai07005.pdf