こんにちわ。金丸です。
今日は、「地域力創造シンポジウム」のお話です。
8月1日に、総務省の「地域力創造シンポジウム」で、マリオンに出かける。増田総務大臣が出席の予定が、内閣改造にぶつかり、替わりに、総務省の椎川忍地域力創造審議官の挨拶となった。「地域力創造審議官」とは聞きなれないが、それもそのはず。
「地域力創造」は新たに設けられたもので、今後、人材ネットワークの構築や、中山間地、中心市街地活性化などを、横断的な形で、地域の支援を行うための課。今年度の計画によると、企画型の予算を増やすそうで、地域からの企画を出してほしいと要望が話された。
都市からの地方の移住、都市農村交流、地域コミュニティーの再生、人材支援などのソフト予算が大きくなっている。実際、すでに僕は大分県、平戸市、佐賀県など、ソフト予算で、食育や観光事業のプラン作りとワークショップをしてきたが、考えていたことが、ほんとに国の支援事業になったのだから、感慨深い。これから、できることが、増えてくるに違いないと確信をもった。
都市と農村の交流でも予算がある。ちょうど、今年2度目の徳之島ツアーが、8月17日から19日まで行われることとなっている。そこで、総務省のプランと予算書をコピーして、現在、毎月、新しい取り組みを各地で取材をしている「月刊JA」の特集のコピーとともに、徳之島と奄美の関係者に何人か郵送することとした。
「月刊JA」
http://www.zenchu-ja.or.jp/public/index.html
基調講演で、関満博一橋大学院商学研究科教授の話が興味深かった。というのは、全国に広がっている農産物の直売所が、ほかの商業的なものより、商売として急激に伸びているというものだ。ずっと直売所をみてきたものにとっては、早くから注目をしてきたが、商業全体としてとらえてみたときに驚異的な存在という視点が面白かった。
すでに直売所は全国1万3000ヶ所。売り上げも平均1億円といわれるが、地域の農業や漁業の拠点、あるいは買い物や、観光誘致の力にもなり始めているところも多々出てきている。地域の特色を全面に出して、地域の街並とも調和するところもでてきていて、今後発展を期待できるところだろう。
事例発表は4本あったが、なかでも聴いてみたかったのが、先日訪ねたばかりの豊後高田市観光まちづくりの金谷俊樹さんの講演。豊後高田市は、昭和の町づくりとして知られている。レトロな感覚で、昭和30年代の町を復活しつつあるところとして話題となった。
金谷さんの講演の開口一番に登場したのが、コンサルタント会社がプランニングしたという企画書。それはドームまたは美術館を作る町づくりで「こんなものに何年もかけて、1000万円も使ったんですから。それが倉庫に眠っている。どこでも同じような企画書で、ちょっと手直ししたようなものを平気で出してくる。こんな企画書、どの町でも眠っていませんか?」と、強烈なストレートパンチ。
これには驚いた。確かにそうなのだが、それをはっきり口に出していえるのは、自ら動いてオリジナルな町づくりを手がけたからだろう。金谷さんたちは、商店街がもっとも輝いていた昭和30年に注目。
その当時の宝を、つまり自転車や氷かききや、昔のテレビなど、商店からひっぱりだして、それを全面に据えて、町づくりをしたのだ。昭和30年は、当時は輝いていたが、今となってはレトロ。それが珍しいと年間36万人がくるようになった。
豊後高田に行くと、まだ徹底さが足りない気もするが、それでも何年もかけて、全体のデザインを作りあげようとする金谷さんと住民のパワーに感銘。ぜひ今後も、少しづつ形にしていって欲しいと願う。
講演後の妻・早苗と楽屋に。講師の一人、飯田市の井上弘司さんを
始め、岩手県宮古市熊坂義裕市長、金谷さんなどと会う。いろいろとパワーをいただけたようで、充実した時間となった。
金丸弘美(食環境ジャーナリスト・食総合プロデューサー)
◎総務省 地域力創造アドバイザー
http://www.soumu.go.jp/ganbaru/jinzai/pdf/b022.pdf
◎メールマガジン
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/9697.html
◎ホームページ
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◎日本ペンクラブ
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◎ライターズネットワーク
http://www.writers-net.com/
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『読売新聞』『日刊ゲンダイ』『大分合同新聞』『月刊JA』
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