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  旅日記 no.239
「大阪ながほり 中村重男さん」
2009年4月16日
こんにちわ。金丸です。
今日は「大阪ながほり 中村重男さん」の話です。

久しぶりに大阪にいった。4月11日行われたNPO日本食育協会の食育のシンポジウム「早寝・早起き・朝ごはん・音読」に参加するためだ。前日に入って、何人かの食関係の人たちと会うこととなった。会計士の鹿島修珠さんの紹介で会ったのが料理教室主宰の三好万記子さん。
http://www.tabledor.net/profile.htm(三好万記子)

彼女はフランスに住んでいたことがあり、子育ても海外での経験があるという。フランスは医療費や育児の制度が整っていて、安いと聞いたのだが、確認すると「非常にととのっていて、ほとんどお金がかからない。女性にとって働きやすい環境。食材に関しても政府補助があるから、とても安い。贅沢さえしなければ、食費もそうかからない」とのことだった。

三好さんは近々料理教室を開くという。最近、海外の在住経験者で料理好きで教室を開く人に米沢亜衣さん、馬場香織さんを始め何人か会っている。海外経験のある人はホームパーティ用で料理を作ってもてなすということが得意。そんな人たちが、活躍をし、もう普通になる時代がきたのだなあと、つくづく思った。

そのあと行って会ったのが、イタリアンレストラン「ブラッスリー・ボン・ソレイユ」の藤田司さん。ここでランチ。忙しい時間でゆっくり話しができなかったが、リーズナブルで気軽に行ける店。
http://www.medic-web.jp/shop/s10001581/index.html
(ブラッスリー・ボン・ソレイユ)

夕方、妻・早苗と散歩しているときに、ふと、思い出したのが天満の蕎麦店「なにわ翁」。ふらりと入って、日本酒とそばがき、ざる蕎麦を注文。大阪の本格的な日本蕎麦店。上品で清潔。どれもが絶品。ご亭主の勘田拓志さんにお会いして、蕎麦のことを訪ねたら、茨城産とのこと。常陸秋そばのことで話が盛りあがる。
http://www.naniwa-okina.co.jp/(なにわ翁)

大阪にきたので、バッグデザイナーのヴァグリエ主宰の子安一子さんに連絡を入れた。子安さんは、日本でも最高のバッグをデザインする。彼女は、海外もよくでかけ、食通でもある。
http://www.vagrie.jp/(ヴァグリエ)

そしたら、「コンサートの行かない?」、と言われて、急遽、大阪・いずみホールの「ケン・ウー・パイク ベートーヴエン ピアノ・ソナタ・リサイタル」にでかけることとなる。

ピアノ・ソナタ第30番ホ長調作品109、ピアノ・ソナタ第14番ハ短調作品27−2《月光》、ピアノ・ソナタ第19番ト短調作品49−1、ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57《熱情》、ピアノ・ソナタ第10番ト長調作品142、ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調作品81a《告別》、ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13《悲愴》、ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111。

コンサート後、上町の「居酒屋ながほり」にでかける。新しくなった店は開店前にのぞいたのだが、食事に行くのは今回が初めて。新店舗は、新ためて入ると木の香りよく、前の店とちがってゆったりとした雰囲気で、落ち着いたたたずまい。比内鳥のつくねや金沢の焼きレンコンなどを堪能する。
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/27000581/
(ながほり)

すっかりお酒をいただいて、最上の気分。ながほりの中村さんには、「なにわ翁」「イータリー」「ボッチオ」など、美味しい店ばかり紹介していただいている。素材のすぐれものを選び出し、持ち味をいかした料理に、いつも堪能している。この日も、いい時間が過ごせた。