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書評・映画評
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    映画評
    映画の小箱(「L&G」JR東海で連載)
    演劇評
  • 映画の小箱
    (「L&G」JR東海で連載)
      『オータム・イン・ニューヨーク』 誰も傷つかずに終わるそんな恋のはずだった・・・    (2000年10月号)
     秋から冬にかけてのニューヨーク。秋の枯れ葉の色、木漏れ日、しっとりとした雨、冬への移り変わりの全体を被うセピアの色調、やがて一面に降る雪。 ... ≫詳細
      『マルコビッチの穴』 現代版『不思議の国のアリス』ともいうべきコミック・ファンタジー    (2000年09月号)
     シュールで、奇妙で、おかしくて、哀しくて、笑えて、衝撃的、それで、哲学的。なん でこんな作品が生まれたのかと思うほどの、奇抜な物語。なにがなんだかわからないが、 この不思議なマルコヴィッチ・ワールドに確実に引き込まれるに違いない。... ≫詳細
      『ミュージック・オブ・ハ‐ト』 ヴァイオリン教室を巡る人々の、熱い感動の物語    (2000年08月号)
     「私も彼女の教室を見に行ったことがある。上手い下手は問題ではない。音楽にかける情熱が大切なんだ」と、語ったのはヴァイオリニストのアイザック・スターンだ。... ≫詳細
      『クリクリのいた夏』 フランスののどかな四季を背景に、静かに描かれる人生模様    (2000年07月号)
     四季の色彩のなんと豊かなことだろう。自然が育んだ色合いの見事なこと。自然の生物 のリズムと登場する人の生き方とが調和して、美しいアンサンブルをみせる。  山林の中で可憐に咲いたスズランを摘む男ガリス(ジャック・ガンブラン)の姿から始 まる。彼の手から羽ばたくてんとう虫が、五月の季節を歌い上げるよう... ≫詳細
      『マイ・ハ‐ト、マイ・ラブ』 11人11通りの愛の形・・・、そしてクライマックス    (2000年06月号)
     まるで宝石箱に入れた色とりどりの宝石のようだ。人生のさまざまな愛のありかたが詰まっている。輝きは年代によって異なり、きらきらするのもあれば、憂いがあるものもあり、深く静かに光るものもありと、いくつもの美しさがある。... ≫詳細
      『アメリカン・ビューティー』 とあるアメリカの中流家庭・幸せ探しをする家族たちのドラマ    (2000年05月号)
     誠実に働き、自分たちにとって大切なものを手に入れたはずだったのに、どこかで違っている。当人たちは、まじめに行動しているのに、冷静に見るとちょっと可笑しい。考えてみると、どの家庭にもある、これは現実なのだ。... ≫詳細
      『グリーン・マイル』 刑務所で起こる様々な奇跡、果たしてジョンは殺人鬼なのか    (2000年04月号)
     この語りのうまさ。小さい頃に、寝物語として聞いた昔話に似たときめき、懐かしさ、知らない世界に導かれることの好奇心、そして怖さ。次第に睡魔に襲われていくうちに、夢と現実の間で、その話が夢なのか現実なのか見分けがつかなくなる。そしてそのことの 心地良さ。... ≫詳細
      『スティル・クレイジー』 夢は追い続けるためにある。中年ロックバンドの迷走と復活劇    (2000年03月号)
     人生の折り返し点、どこかでなにかを変えてみたい、若い時代に追い求め、思い描いた夢を、ささやかにでも形にしてみたい。そんなことはだれしも思うことだろう。だけれどほとんどの場合、若き日の夢は懐古するのみで、日常に埋没してしまっているに違いない。... ≫詳細
      『シビル・アクション』 示談で金を稼ぐ弁護士ある相談が彼の生き方を変える    (2000年02月号)
     民事事件を専門に扱う弁護士。彼らは裁判で闘うことを目的とはせずに、示談で解決することを最初から目指している。ようは、いかに金が取れるか。主人公のジャン・ジュリクトマン(ジョン・トラボルタ)は、特に徹底している。「いちばん金が取れるのはなんだ。... ≫詳細
      『ランダム・ハーツ』 ある日突然訪れる悲劇、そこから始まる人生のパズル    (2000年01月号)
     どんなにか平穏で過不足ない日常でも、ある日突然思いもよらない出来事が訪れることがある。こに二人の大人の男女がいる。ダッチ(ハリソン・フォード)は、ワシントンDC警察の内務捜査班に勤める巡査部長。違法な酒場にからんだ警官の贈賄行為の内偵をしている。... ≫詳細
      『聖なる嘘つき その名はジェイコブ』 ラジオがもたらした夢と希望と勇気    (1999年12月号)
     希望は夢に繋がり、夢は現実に変わる。人が生きる上で、どれほどに希望というものが大切なものなのか、語らいあう物語が、いかに生きる力と糧になるのかを教えてくれる。限られた空間の、ぎりぎりの極限のなかで追い詰められ、明日も、未来も見えなくなった人たちにもたらされた一つの光。それは次第に大きくなり、奇跡を... ≫詳細
      『エイミー』 だれもが自分を探している・・・言葉を越えた魂のハーモニー    (1999年09月号)
     ある著名な音楽家に、「どうやって曲を作るのか」と尋ねたことがある。答えは明瞭だった。「嬉しくなれば、だれでも自然に口ずさみたくなるだろう。それが、音楽さ」。音楽がいつも人の心をとらえて離さないのは、生のエモーションを宿しているからだ。... ≫詳細
      『運動靴と赤い金魚』 大人たちにはわからない小さな生の、大きな喜び    (1999年08月号)
     純粋で一途でひたむきで、生の躍動感というものが自然に伝わってくる。これほど生きるという体温を感じさせたものはない。面白いのは、すべてのできごとが子供の視点から描写されていることだ。大人からみれば些細なことも、子供にしてみれば重大なできごとに変わる。... ≫詳細
      『鉄道員(ぽっぽや)』 男はひたむきに、機関車とともに生きてきた    (1999年07月号)
     ここに、もっとも美しい現代のメルヘンが生まれた。誠実に生きた人々の魂が、一瞬一瞬の生の輝きが凝縮されたような、きらきらと光る珠玉の詩がここにある。  雪降るなかを機関車が煙を上げて力強く走る。その走りは、やがて時間と空間を超えて、雪の降りしきる、架空の小さな駅、幌舞駅へと導いていく。... ≫詳細
      『交渉人』 逃げ場も味方も失った男の命とプライドを賭けた大博打    (1999年06月号)
     息詰まるサスペンスとは、このことか。逃げ場はなく、周囲の同僚も仲間も、誰も信用できない。まさに窮地のどん底。そこからどうやって抜け出すのか。主人公は目まぐるしく変化していく周囲の状況を冷徹にみながら、真っ向から敵に立ち向かい、不利な条件を一つ一つ確実にはねのける。... ≫詳細
      『グッドナイト・ムーン』 離婚、再婚、2人の子供・・・そんな家族の幸せのあり方    (1999年05月号)
     ここに新しい家族を見た。今の時代に呼吸する家族。妻が夫が子供たちが、それぞれに個性をもち、お互いの生きかたを尊重し合い、認め合う。一人一人の個人が個人であるという人格を認め合っていきる家族。... ≫詳細
      『エネミー・オブ・アメリカ』 高度な情報化時代ゆえの監視システムの恐怖    (1999年04月号)
     社会的地位を築き、申し分のない生活を送っていた家族が、ある日、すべてのプライバシーが剥き出しにされ、なにものかによって監視され、行動が阻害されることになったら…。そんな事態は、決して他人事ではない。コンピューターで他人の情報が流されたり、電話が盗聴されたりという話は、ときどき新聞でも見聞されること... ≫詳細
      『コキーユ 貝殻』 たぐるほどに深く沁み入る幼い日の美しい記憶    (1999年03月号)
     ときどき、ふと幼少の記憶が蘇ることがある。たいていは、断片的で、しかし、記憶をたどると、その記憶の周りは、意外と現実よりも詳細で鮮烈だったりもする。だが、ほとんどの記憶は、いつも心の奥底に眠っているか、あるいは忘れ去られてしまう。だからこそ人は、大人への生活を営んでいけるのかもしれないし、未来へも... ≫詳細
      『ウエディング・シンガー』 涙と笑いのロマンが交錯する披露宴のバックステージ    (1999年02月号)
     ごれほどロマンチックで、純情で、ハートフル、彩りも豊かで温かく、思わずうっとりしてしまう話も珍しい。ぞれでいて、どこかずれているところもあって、思わず大笑いしてしまう。だけど、だれもが通りすぎる、恋や結婚、恋人との行き違いや家族との触れ合いや、仲間たちとの出来事に思わず共感し、領いてしまうところも... ≫詳細
      『ラッシュアワー』 異国の個性的な2人の痛快アクション    (1999年01月号)
     これまで刑事のコンビものには『リーサル・ウェポン』をはじめ、数々のヒット作がある。しかし、今回のコンビはかなり異色。強烈な個性がぶつかりながらも、お互いが引き立ち、見事な調和をみせて、キャラクターそのものが、物語自体のリズムとあいまって、緩急と、テンポと、そして存分なユーモアとエスプリをふんだんに... ≫詳細
      『マイ・フレンド・メモリー』 心やさしき少年騎士2人が描く友情物語    (1998年11月号)
     体は大きいが気弱な少年と、彼の隣に引っ越してきた、頭はいいが病弱な少年との友情 物語である。この二人の出会い、触れ合い、葛藤、そして友情、誰にも負けない絆。 ... ≫詳細
      『ライブ・フレッシュ』 純粋ゆえに過酷で熱い愛のドラマ    (1998年09月号)
     純粋一途な愛の旅は、目の前の肉体を切り裂いてしまうほどに過酷で、しかし熱い。な んというパッション。ほとばしる情熱は、相手の体を求め、むさぼり、そしてその果てに 愛を勝ち取る。 ... ≫詳細
      『ラスト・ウエディング』 美しいおとぎ話にも似たアートな結婚式    (1998年08月号)
     こんなに美しい結婚式はみたことがない。これはドラマというよりも、結婚をテーマに した、見事なアートだ。キャンバスはオーストラリアのロットネス島。 ... ≫詳細
      『レインメーカー』 新米弁護士の初仕事    (1998年07月号)
     この若き主人一公に、だれしもが声援を送りたくなるに違いない。頑張れ、もう少し、希望を捨てるな、まだ明日がある、と。弁護士の卵が自分の信じた未来へと、一歩一歩、歩きだす。頼りないが、しかし確実に、周囲の人々に助けられながら、足を地に少しずつつけていく。 ... ≫詳細
      『普通じゃない』 掃除婦と社長令嬢の思わぬ恋の展開    (1998年06月号)
     恋はいつも、ときめきとあやうさ、甘さと辛さ、歓喜と煩悶、出会いとすれ違いなど、 相反するさまざま要素をあわせもっている。だからこそ素敵で、ドラマチックで、人はひ かれるのに違いない。 ... ≫詳細
      『ソウル・フード』 家族の絆と触れ合いそして亀裂・・・    (1998年05月号)
     ナマズのフライ、フライド・テキン、パイナップルのパイ、 スウィート・コーンなどなど、茶系のグラデーションの色彩も鮮やかな、できたての料理が画面いっばいにあふれる。 ... ≫詳細
      『アルテミア』 女は、絵の創造の世界に生きた    (1998年04月号)
     修道院のなかの祈りの時間。何人かの若い女性たちにまじって、一人だけしっかりと周りを見つめるような女性がいる。その目は、未来を見ているかのようだ。女性の名はアル テミシア(ヴァレンティナ・チェルヴィ)だ。彼女は礼拝が終わったあと、退場する他の女性たちの後ろについて、札拝堂の蝋燭の一本を指でもみ消すと... ≫詳細
      『草の上の月』 傷つき揺れる愛を、月がいつも見守っていた    (1998年03月号)
     テキサスの景色のなんと美しいこと。そしてそこに暮らす人々の、家、たたずまい、調 度品、車、ファッション、ヘアスタイル、どれもが素晴らしい。すべてが見事に調和して いるのだ。 ... ≫詳細
      『上海グランド』 激動の中国に生きる男たちの野望、恋    (1998年02月号)
     一九三0年代の上海を舞台に、運命の女神が結び付けたかのような、男と男、男と女の 出会い。それは、本人たちが望んだのか、それともあらかじめ、決まった見えない糸が結 びつけていたのか。あたかもジグソーバズルのように組み合わさっていく。 ... ≫詳細
      『ハムレット』 裏切りと、陰謀と、愛とのはざまで    (1998年01月号)
     『ハムレット』は、何度観ても、次はどうなるのだろうと思わずにはいられない。それは、人が生きるといううえで、誰しもが持ち合わせている、あらゆる悲しみと愛が、ドラマのなかに瀧れているからだろう。 ... ≫詳細
      『エアフォース・ワン』 国家の正義と愛を賭けリーダーは戦士となる    (1997年12月号)
     主人公は大統領である。アメリカほど、他の国に比べて、政治のリーダーが映画に頻繁 に登場するところはない。もっとも今回は、政治的手腕というよりもアクションに力が入 っていて、目の前に迫る危機を自らどう切り開いていくかというのが、この物語の中心。 それにしても大統領が、もうほとんど007ばりに体を張っ... ≫詳細
      『マンハッタン・ラプソディー』 愛を信じた人だけに空から音楽が降ってくる    (1997年11月号)
     大人になってからの恋愛、しかも純真な思いを込めて展開するなんて、そうないような 気がする。気がするというよりも、なかなか表現ができにくいというか、生活や体裁や世 間体や仕事などがまつわりついて、青春時代のように、恋愛だけに没頭するような純愛には成立しにくいのだろう。 ... ≫詳細
      『フェイク』 生と死を分かつ男たちの過酷な葛藤とドラマ    (1997年10月号)
     衝撃的なのは、これが現在のニューヨークで実際にあったことを題材にしているという ことである。それも一人のFBIがマフィアに接触し、潜入するという、にわかには信じ がたいことが行われ、それが実施されたということだ。それだけでも驚嘆に値する。 ... ≫詳細
      『プロヴァンスの恋』 美しいプラトニックな愛    (1997年09月号)
     ここには生の喜びと、希望と、誇りと、ロマンテシズムとなにより自由を謳歌しようというふたりの主人公のひたむきさと一途さが画面に溢れている。ぞれは、プロヴァンスの美しい風景あいまって、強い印象を与えずにはおかない。 ... ≫詳細
      『永遠なる帝国』 人間の欲望が華やかな宮廷に渦巻く    (1997年07月号)
     千八百年代の朝鮮王朝の宮廷内を舞台に繰り広げられる、しかもたった一日のできごとのなかには、さまざまなものが凝縮されていて、目を離すことができない。 ... ≫詳細
      『アントニァ』 自然の恵みを享受した女の生き方    (1997年06月号)
     大地の抱擁を感じさせるような、優雅でおおらかで、なんと力強い主人公だろう。  アントニアの生きる姿は、目の前の小さな人の欲望に左右されない、人が人の都合で作った慣習やならわしに惑わされない、生命そのままの営みの素晴らしさを享受し、そしてまっすぐな自分の生きかたを貫こうとする。 ... ≫詳細
      『絹の叫び』 絹をめぐる愛の叫び    (1997年05月号)
     これは、見事な愛の映画だ。これほど、愛という抽象の形を、映像というキャンバスで具象化しえたのは、あまりない。 ... ≫詳細
      『イングリッシュ・ペイシェント』 戦争と死そして恋    (1997年04月号)
     低く大地を、しっかり伝わってくるような歌が流れる。それはどこか土着の歌なのだろうか。歌とともに絵筆が現れる。  乾いた薄い褐色の石に絵筆で焦げ茶色の線がていねいに描かれる.それが次第に形をつくり始めると、踊っているような人の姿になる。どうやらそれは、太古の壁画の様子らし い。 ... ≫詳細
      『太陽の少年』 あの懐かしいにおいが伝わる    (1997年03月号)
     あまりにも美しい。色が澄みきっている。そこにはすがすがしい、空気がある。空気の香りさえしてくるようだ。  におうという表現はへんかもしれないが、映画の隅々から、なんだか、懐かしいともいえるにおいが伝わってくるかのようだ。そのにおいとは、畑や道のわきに生えている草木や、木造の家や、主人公たちの汗や、... ≫詳細
      『シャイン』 魂を揺さぶる生の輝き    (1997年02月号)
     「音楽は自然にハートから流れだすものよ」とは、作家のキャサリンの言葉だ。彼女はこの物語の主人公のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット(ジェフリー・ラッシュの才能を認めた人である ... ≫詳細
      『花の影』 華やかな時代の光と闇    (1997年01月号)
     水路の揺れる水、そして緑深い蓮と淡い色の花、水路に浮かぶぼんやりと灯籠の灯に照らされる手漕ぎの船、そこに乗った刺繍をほどこした中国服を着た人々。そんな場面から、この物語は始まる。 ... ≫詳細
      『バードケージ』 本当の家族って何だろう?    (1996年12月号)
     白く輝く雲からやがて、銀色の波が見え、その波の上を滑るように近づくと、波の先の陸の向こうから軽快な音楽が聞こえてくる。 ... ≫詳細
      『Dearフレンズ』 人生はいつも輝いている    (1996年11月号)
     子供の頃の時代に旅をしてみたいと思うのは、誰しも考えることだろう。それは、子供の頃には夢見たこと、初めて体験したこと、驚いたことすべてを、豊かに享受していたのに、大人になって初めて、大人になることによって失ったものがたくさんあることを知るからなのかもしれない。 ... ≫詳細
      『ミセス・パーカー』 ホテルからいつもドラマが生まれる揺れる    (1996年10月号)
     旅にもちろんホテルはかかせないけれど、こんなホテルの使い方があったのだと、うらやましく思わされたのが、『ミセスパーカー』でのアルゴンキン・ホテルだ。 ... ≫詳細
      『サークル・オブ・フレンズ』 冒険に満ちた青春の旅    (1996年9月号)
     青春は未知への旅とにている。未来に対して心ときめかせ、夢ふくらませる一方で同時に不安にさいなまれる。いつも可能性がたくさんあるように思えて、また逆に、自分にはなにもないようにも思える。 ... ≫詳細
      『夏物語』 海辺に揺れる夏の恋    (1996年8月号)
     夏は四李の中でも.もっとも人をのびのびと開放させる季節だ。とりわけ、フランスの人たちにとっては、一年の中でもゆっくりバカンスをとるというのが習慣になっている。 ... ≫詳細
      『いつか晴れた日に』 贈り物に人生が見える    (1996年6月号)
     贈り物。それは、人から人に伝える、言葉にならない思い。いつも、人は相手に思いを伝えたくてプレゼントをする。  さまざまなプレゼントの中でも、ピアノが贈られるなんて、そうあることではない。 ... ≫詳細
      『フレンチ・キス』 旅には素敵な恋がある    (1996年5月号)
     パリは恋の女神が住んでいるのだろうか。『カサブランカ』で、酒場を営むリック(ハンフリー・ボガード)が偶然再会した、今は人妻となったかつての恋人イルザ(イングリット・バーグマン)と、恋に落ちたのはパリだった ... ≫詳細
      『お熱いのがお好き』 恋の旅路    (1996年4月号)
     恋はまるで魔法のようだ。思わぬところからやってくる。やむにやまれぬ旅のなかで、恋に出会ったのは、ベーシストのジョセフィン(ジャック・レモン)とサックス奏者のジョー(トニー・カーチン)だった。 ... ≫詳細
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