こんにちわ。金丸弘美です。
今回は、現地に行って素材から選び出し、素材を生かした料理で定評のある大阪「ながほり」の中村重男さんから「親と子のスローフード料理教室」の案内をいただいて、神戸まででかけたのでその報告。
会場は元町駅近くの「神戸国際洋菓子調理専門学校」。この催しが、じつに贅沢。なんと公募した親子80組に、一流のシェフや料理人が、マンツーマンに近い形で、料理を教えて、食事会をするというものだ。
①フランス料理
○ドミニク・コルビ(ホテル・ニューオータニ大阪)親子12組
渋谷圭紀(ラ・ベガス)、川田一郎(ラ・クロッシュ)、
新星信行(キュイエール)、萬谷浩一(ラ・トウルトウーガ)
中博(ラ・フュージョン)、大垣裕康(ブレ・ド・ブレ)
山下悟(サトウール)、南條秀明(ルールブルー)
②日本料理
○枡田兆史(心斎橋 枡田)親子16組
光山英俊(和洋酒菜 ひで)、田中勝美(このは)、
中尾素弘(ぶいはち)、中村重男(ながほり)、今村規宏(伊万里)
山口建郎(ながほり)、神田拓郎(なにわ翁)、茨木千永(創庵)
、竹入博人(乾隆亭)
③イタリア料理
○高嶋朋樹(イルチブレッソ)親子12組
山下順(エアポート・ドウエトゥリ)、宮本幹子(うずら屋)
、古田剛(アバッキオ) 鈴木浩治(アンビエンテ)
上村和世(マーブル・トレ) 溝口淑之(マーブル・トレ)
蓮田マチ子(創華飯店) 安田宰英(遊山)
○会場 元町校舎
④洋菓子
高杉良和 御影高杉 親子20組
ファウスト・シベリ(パニフィチョ・シベリ)
⑤スローフード洋菓子
北村佳裕 神戸国際調理製菓専門学校 親子20組
ブロードハースト・ピータージョン(ブロードハースト)
このイベント、大阪にやってきたフランス料理のシェフのコルビさんが、素材にこだわる中村さんの店をすっかり気に入り意気投合。料理人の会「まんでぃ会」が、結成され、いまや大阪のお店のオーナーたち約80名ほどが集まる会になった。
「コルビさんが、なにかやりたい。フランスじゃ、子供のための味覚教育を一流シェフが、学校に行って子供に本物の味を教えることをしている。じゃうちでもやろうとなった」と中村さん。
フレンチの会場のコルビさんのところでは、鳥がまるごと、サバが一匹出てくる。コルビさんは「全部見て欲しいのよ。普段は子供たちも、お母さんも鳥を内臓から見るなんてないでしょう。素材をすべて知って欲しいのよ」という。
料理は、子供たちがみんな包丁をもって、一所懸命に取り組んだ。
さすがにプロの指導とあって、どのテーブルも見事な料理が並んだ。
お母さんたちに話をうかがうと、みんなふだん経験できないゆったりとした時間でプロのコーチとあって、大満足。みんな口々に「家でも、今日の料理は試みるつもり」という。確実に、手作りの料理の素晴らしさが伝わった。とても素晴らしい会だった。
会が終わって二次会、三次会に参加。これだけ多くの料理人さんと出会ったのは初めて。次回から大阪に行きが、うんと楽しみになった。なかでもよかったのはコルビさんとゆっくり話せたこと。
「きちんとした素材の発掘をして行きたい」と、次の構想を語ってもらったのだが、これには大賛成。僕自身が全国の農家を巡って、最近感じているのが、地域の本物素材の地図作りだからだ。これはなんとしても実現したいと、すごく刺激になった。
今回の「まんでぃ会」の試みが、地方で、農業の現場の素材を作る人々とコラボレーションが始まれば、もっと裾野は広がるはずだ。そうして、農家にとっても素材とはなにかが、プロの視点で見えてくるはずだ。そんなネットワークをつなげようと、思いを強くした会だった。
なお、この様子は近々「リラックス」(マガジンハウス)で、特集を組むことになっている。
■ラジオ番組のお知らせ
僕のエッセイ『ゆらしぃ島のスローライフ』(学研)が、ラジオの連続朗読番組として全国放送されます。
放送日:9月30日、10月1、4、5、6、7,8、11日
(全8回)
番組名:「私の本棚」
時間:月曜~金曜 午前11時33分~45分頃
NHK ラジオ 第一放送
朗読:槙大輔(まき・だいすけ)さん
■金丸弘美講演会のお知らせ
・テーマ「地球環境力、本物を伝える 日本のスローフード」
・日時 10月8日(金曜日)13:30~15:30
・場所 横浜市旭区役所公会堂
(横浜市旭区鶴ヶ峰1-4 電話045-954-6170)
・定員 450名
・入場料 無料(当日受付)
・主催 横浜市旭区役所地域振興課地域活動係
電話045-954-6091