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  旅日記 no.207
「イタリアのスローシティ」
2008年9月17日
こんにちわ。金丸です。
今日は「イタリアのスローシティ」を見に行くの話です。

11月にイタリアのスローフードとスローシティーの視察旅行を予定している。ご希望の方はご一緒しませんか?

これまで何度かスローフードのイベント「チーズ」や協会本部、現地の農村などを訪ねたが、その後、大学ができたり、またスローフードがマネジメントするスーパー「EATALY」などができるなど、新しい動きも出てきた。「EATALY」は、9月27日に東京の代官山にも進出するらしい。

また、このところ日本の街づくりや農業政策をみると、ヨーロッパのような政策が反映する側面もでてきた。UEは共通農業政策をかかげ直接支払いを行う一方、景観保護と合わせたツーリズムや特産品開発、小農家の組合化など、さまざまなソフト面でも援助を行っている。
(EU共通農業政策=
http://www.deljpn.ec.europa.eu/union/showpage_jp_union.afs.agriculture.php

それらの背景も、ここ最近、『地域づくりの新潮流 スローシティアグリツーリズモ ネットワーク』(松永安光・徳田光弘共著 彰国社)を始め次々とテキストが出始め、EUにおける町づくりや農業政策が具体的にみえるようになってきた。そこで、大学や街づくりなどを、改めて現地でみてみようと思ったわけだ。

今回は、スローフード最大のイベント10月に行われるトリノの「サローネ・デル・グスト」の混雑を避けて、あまり人がいない時期に出かけることとした。というのもイベント時期に重なると、スローフードのメンバーは、イベントにかかりきりで、かまってもらえない。ホテルもなかなか取れない。イベントも規模が大きすぎて、見るだけで、まるまる3,4日は要してしまうからだ。

以前、スローフード協会に行ったときに、国際理事のジャコモ・モヨーリさんから、「大学を作っているから見に行かないか?」と誘われて、建築中の大学に行ったら、これがびっくり。ピエモンテ州のスローフード大学は、なんと450年前のお城がそのままいかされ、3つ星のレストラン、ビンテージのワイナリー、宿泊施設までがあったのだ。

この大学に泊まって、三ツ星のレストランで食事をしたい、というのが今回のひとつの目的だ。またトリノには、スローフード協会がマネジメントした、イタリア全土の特産品が集まる、一万平方メートルの歴史的なリキュール工場跡地を使ったワークショップのあるマーケット「EATALY」があり、海外からもお客をあつめるほどの人気となっているという。

スローフードでは、食材を選定する制度があり、ガイドブックも作られている。また食を啓蒙し学ぶためのワークショップが作られていて、テキストもある。それがおおきなブランド推進の力になっている。そのマネジメントを活かしたスーパーというのが「EATALY」なのである。

さらにイタリアでは食と景観保護を掲げたコンセプトの町づくりをするスローシティーがあり、スローフードのコンセプトにそった町づくりがされている。これは国際本部があるブラもそのひとつ。ブラの町は、古い建造物を生かしてあり、自動販売機もコンビニもない。信号もない。そこにスローフードが認定するオステリアがあり、食と景観がマッチする政策がとられている。

ブラの国際本部にはボッコンティビーノというレストランがあり、そこでは日本人料理家の深谷君がいるはず。彼との再会が楽しみなのである。また最後は、アグリツーリズム(農村への宿泊と観光の取り組み)のヨーロッパ大会への出席を予定している。というのはツーリズムが、日本国内でも実施するところが出てきて、機運が盛り上がってきているからだ。そこで、先進地の今と、それぞれの新しい動きを、見に行こうというわけだ。

案内役は、トリノ在住でスローフード大学出身の中野美季さんにお願いした。旅行会社は、長年、海外で「スタディツアー」を手がけてきた富士国際旅行さん頼んだ。現在、以下のように手配を進めている。

【視察先への申し入れ】
①スローフード協会(11/8)
②EATALY(11/9)
③食の科学大学(11/10)
④ブラ市役場(11/11)
⑤アルチェネーロ協同組合(11/13)
⑥全国展示会(11/15)
現在上記6箇所への視察を予定。

それぞれの団体には実施確定後、最終的に視察申し入れ文書と団員名簿を提出することとなっている。相手先は地方自治体やそれに順ずる機関が中心だ。

担当:申し込み先****原沢香司 (株)富士国際旅行社
〒160-0022東京都新宿区新宿2-11-7
TEL:03-3357-3377 FAX:03-3357-3317
http://www.fits-tyo.com/ MAIL:harasawa@fits-tyo.com

追記:スローフードの詳細は「スローフード・マニフェスト」(金丸弘美・石田雅芳共著 木楽舎)で紹介をしています。
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/book/bookdetail.php?no=127

これは現地視察を行い、スローフード協会の成立から運営まで、その組織を紹介した日本でも初めての本です。イタリアスローフード協会国際本部の認定するカタツムリのロゴマークの入った日本で初めてのものです。全国図書館協会選定図書となっています。

購入問い合わせは、株式会社 木楽舎 www.sotokoto.net 
TEL.[03]3524-9572 FAX.[03]3524-9675 
〒104-0045 東京都中央区築地7-12-7 築地FTSビル5F
インターネット書店アマゾンhttp://www.amazon.co.jp/からも購入ができます。

■「TBSラジオ 生島ヒロシのお早う一直線」に出演します。↓
http://www.tbs.co.jp/radio/ohayou/
9月18日(木)朝5時45分頃から約7分間。
長野県飯田市の農家に泊まる修学旅行の話をします。
飯田市のことは、「月刊JA」で紹介しました。↓
http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/data/rensai/pdf/rensai02005.pdf