「金丸弘美の食と農が地域をつくる」です。
http://www.zenchu-ja.or.jp/public/index.html
(記事はホームページからPDFファィルで読むことができます。
毎月16日にアップ。金丸弘美のホームページに毎月転載します)
https://www.kanamaru-jp.com/home/index.php
全国各地の食からの地域づくりを毎月レポートします。いずれも「地域づくり」「農業」「食育」「ツーリズム」など、食が地域の経済活動につながった事例を取り上げていきます。
新連載 第一回は
「コウノトリの復活がおいしい米を生み出す 兵庫県豊岡市」です。
豊岡市ではコウノトリを戻す環境作りをするために、田んぼを完全無農薬無化学肥料、あるいは75パーセント減にしました。また、鳥の営巣のための植樹、ビオトープ、川の清掃、田んぼの環境を知る参加型講座の開催、間伐材でのバイオマス、太陽電池の積極的な利用など、さまざまな環境への取り組みがされています。
コウノトリが戻ることで、観光客やエコロージーツアーなど48万人が増え、お米は相場より高く売れるようになりました。また企業が環境への寄付を行ったりと新しい試みが行われています。企業協賛だけでも年間700万円が基金に寄付されています。
コウノトリをシンボルに、市全体の環境に配慮した取り組みをマネジメントすることで、地域全体を経済的に豊かにするというこれまでになかった試みがされています。
豊岡市↓
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html
『月刊JA』5月号(5月1日発売 ホームページ掲載16日)は、茨城県茨城郡茨城町の「ポケットファームどきどき」です。 地域の農家100軒が連携する直売所。有機栽培の野菜でレストランを展開。すべて手作りのものしか置かないという徹底した、コンセプトで、70万人を集め、売り上げ11億5000万円となり、ました。お楽しみに。